卓球の公認審判員の資格は、取得したまま何もせず持ち続けられるものではなく、3年ごとの更新が必要です。しばらく大会から離れていた人は、まず資格証と前回の更新年度を確かめてください。更新講習を受けることと、上級の資格試験を受けることは別です。 2026年9月17日時点の公式案内をもとに、今の資格を維持する手続きと、次の資格を目指す準備を分けて説明します。
資格証と前回の更新年度を確認する

「そろそろ更新だった気がする」と思ったら、講習の日程を探す前に、自分の記録を確かめます。資格証、登録時の通知、前回の更新案内などから、取得または更新した年度を確認してください。
大会に参加した年度と、資格を更新した年度は同じとは限りません。毎年会員登録していても、審判資格の更新まで済んだことにはならないため、それぞれの記録を分けて見る必要があります。
| 手元で確認するもの |
メモする内容 |
| 資格証や登録通知 |
資格名、資格番号、有効期間 |
| 前回の更新記録 |
更新年度、受けた講習、手続き先 |
| 現在の所属先 |
都道府県の協会・連盟、会員登録状況 |
| 連絡先 |
登録住所、メールアドレス、変更の有無 |
資格証が見つからなくても、取得した資格名や年度を思い出せる範囲で整理してから、所属先へ相談できます。番号が分からないことを隠して推測で申請するより、記録の確認方法を聞く方が確実です。
上級公認審判員や公認レフェリーを持っている場合は、一般の公認審判員向け案内だけで判断しないでください。対象資格によって研修の案内や費用が異なるため、資格名が一致する資料を読みます。
公認審判員の更新は3年ごと

2026年の案内では、2023年取得・更新者などが対象
千葉県の2026年の更新案内では、2023年に取得または更新した人が対象として示され、未更新者にも受講を案内しています。千葉県卓球連盟の更新講習案内
東京都の2026年10月31日の案内でも、2023年取得・更新者のほか、2024年・2025年に更新していない人が対象に含まれます。自分がどの区分に該当するかは、その回の要項と手元の記録を照合してください。
「3年ごと」という周期だけを覚えるより、次の更新対象年度を具体的に予定表へ入れる方が忘れにくくなります。資格証の保管場所と、案内を確認する協会のページも一緒にメモしておくと、その年に探し直す手間が減ります。
同じ地域でも、開催回によって方法が変わる
東京都の2026年10月31日開催分は、郵送だけでの更新ができないと案内されています。別の開催回で郵送の扱いがあったからといって、いつでも同じ方法が使えるとは限りません。東京都の募集要項
また、この回では10月30日までの会員登録が必要とされています。更新講習の申込みと、会員登録の締切が別にある例です。講習日に行けばすべて済むと考えず、事前に終える手続きを確認します。
| 予定表に入れる項目 |
見落としやすい点 |
| 講習の受付期間 |
定員や受付方法はその回の要項に従う |
| 会員登録の期限 |
講習申込みとは別に必要な場合がある |
| 講習当日 |
郵送やオンラインで代替できると決めない |
| 講習後の手続き |
更新の完了を記録で確認する |
更新費用は研修会によって違う
「更新料2,000円」が、その日の総額とは限らない
日本卓球協会の登録・更新料一覧では、公認審判員の更新料は2,000円です。ただし、講習の受講料が別に設定されている場合があります。
東京都の2026年10月31日の更新例は、受講料2,000円と更新料2,000円を合わせて4,000円です。一方、千葉県の2026年の案内には更新料2,000円と記載されています。地域ごとの募集要項から、その金額が何に対する費用かを読み取ることが大切です。
| 確認した開催例 |
要項の費用表記 |
注意点 |
| 東京・2026年10月31日 |
受講料2,000円+更新料2,000円 |
合計4,000円。会員登録などは別途確認 |
| 千葉・2026年の案内 |
更新料2,000円 |
開催済みの資料。今後の募集は別途確認 |
古い体験談に「これだけ払った」と書かれていても、今年の必要額とは限りません。更新の案内を開き、「受講料」「更新料」「教材費」の欄を1つずつ確認してください。
上級・レフェリーは登録料の区分も異なる
日本卓球協会の登録・更新料一覧には、次の金額が示されています。
| 資格 |
新規登録料 |
更新料 |
| 上級公認審判員 |
8,000円 |
6,000円 |
| 公認レフェリー |
10,000円 |
10,000円 |
この表も、試験や研修の参加費、交通・宿泊費を含む総額ではありません。上の資格を目指す場合は、受験するための予算と、合格後に登録するための予算を分けて考えます。
過去の未納分がある場合は、現在の金額を年数分だけ掛けて自己計算しないでください。旧年度の料率が関係する可能性があるため、窓口から示される内訳を確認します。
更新を忘れた・引っ越した場合の確認先
更新漏れに気づいたら、まず履歴を整理する
更新を忘れていた場合に、「もう取れない」と諦めたり、反対に「次の講習へ行けばそのまま使える」と決めたりする必要はありません。2026年の地域案内には未更新者を対象に含む例がありますが、自分の状況にどう当てはまるかは確認が必要です。
問い合わせる前に、資格名、取得年度、最後の更新年度、前回の登録先をまとめます。資格証が手元にないことや、案内を受け取れなかったことも、そのまま伝えてください。
「以前取った資格を使いたいのですが、今も有効ですか。更新に必要な講習と費用を確認したいです」というように、知りたいことを分けると相談しやすくなります。未更新期間中の扱いや手続きについては、窓口の回答を記録しておきます。
転居した人は、以前と現在の登録先を伝える
引っ越しや所属変更があった場合、以前の協会から案内が届いていないことも考えられます。現在の居住地だけで手続きを決めず、以前どこで取得・更新したかを伝えて相談します。
住所変更、会員登録先の変更、資格の更新は、確認する内容がそれぞれ違います。必要な書類や窓口を教えてもらったら、何をどこへ提出するかを整理してください。
チーム全体の登録担当者が代わったときも注意したいところです。チームの会員登録が済んでいるかに加えて、個人の資格更新の記録を本人が持つようにすると、担当交代で手続きが途切れにくくなります。
上級公認審判員と公認レフェリーを目指すには

今の資格を更新することと、新たな試験は別
上級公認審判員や公認レフェリーを目指す場合は、更新案内に加えて、資格試験の受験要項を読みます。研修を受け続けていれば自動的に上位資格へ変わる、という制度として扱わないでください。
日本卓球協会の2026年度案内では、上級公認審判員の試験はブロックまたは全国、公認レフェリーの試験は全国で行う形が示されています。全国試験は12月6日の予定です。日程は変更や追加案内もあり得るため、実際の申込みには最新の受験要項を確認します。
地域の制度説明には、保有資格や経験年数、年齢などの条件が示されているものもあります。ただし、過去の料金が残る資料もあるため、その説明だけで現在の受験資格を満たすと判断しない方が確実です。
受験前に経験の記録をまとめる
受験条件を相談するときは、資格の取得日だけでなく、これまでの活動も整理しておくと役立ちます。大会名、活動した時期、担当した役割など、事実として確認できる内容をまとめます。
経験年数の数え方や、必要な推薦・申請の扱いは要項に従います。「卓球に関わってきた年数」と「対象資格を取得してからの経験」が同じ意味とは限らないため、どの期間が条件に当たるのかを確かめてください。
公認レフェリーや国際資格まで考えている人も、最初から古い一覧表で全条件を覚える必要はありません。日本卓球協会の審判情報から希望する資格の最新案内へ進み、今の自分に不足している条件を具体的に確認する方が準備につながります。
研修会と資格試験は、申込先まで確かめる
2026年6月に案内されたオンライン研修は更新研修であり、資格試験はありませんでした。「オンラインで研修を受けられる」という案内を見て、上級資格も自宅で取得できると受け取らないようにします。
募集の見出しに「研修会・試験」と両方書かれていても、参加する人全員が受験するとは限りません。自分が申し込む区分、参加が必要な日程、受験に必要な書類を確認します。
| やりたいこと |
探す案内 |
確認する結果 |
| 今の資格を維持する |
対象資格の更新講習・研修 |
更新要件を満たしたか、手続きが完了したか |
| 上級資格を取る |
上級公認審判員の受験要項 |
受験資格、合否、合格後の登録 |
| レフェリーを目指す |
公認レフェリーの受験要項 |
全国での試験日程と必要条件 |
研修の申込みを終えた後は、受講の記録と支払いの控えを残します。更新したつもりでも、対象外の研修だったり、必要な手続きが残ったりすると困るため、完了したことを後から確認できる形にしておくと安心です。
案内を待つだけでなく、自分でも更新年度を管理する
更新のお知らせが届くことだけを頼りにせず、自分の予定表にも確認する時期を入れておきます。メールアドレスの変更や担当者の交代があっても、取得年度と前回の更新を本人が把握していれば相談を始められます。
講習の予定がまだ公表されていない場合は、所属先の案内ページを控え、募集が出たときに確認できるようにします。前年の開催日を今年の日程として予定に入れず、休みを取る前に当年度の情報を確かめてください。
よくある質問
公認審判員は毎年更新しますか?
公認審判員の更新は3年ごとです。毎年の会員登録とは分けて、資格の前回更新年度と対象講習を確認してください。
更新料は全国どこでも2,000円ですか?
公認審判員の更新料一覧には2,000円とありますが、講習の受講料が別に必要な開催例があります。募集要項の内訳を見て、当日に関わる費用全体を確認します。
更新を忘れたら、もう一度新規試験を受けますか?
未更新者を対象に含む案内もあります。自分の未更新期間や登録履歴によって確認が必要なので、所属先へ相談し、自己判断で新規申込みをしないようにします。
オンライン研修を受ければ、上級公認審判員になれますか?
2026年6月のオンライン研修には資格試験がありませんでした。更新研修と資格取得の試験を分け、希望する資格の受験要項を確認してください。
上級資格を目指すなら、いつ相談すればよいですか?
受験を考えた時点で、所属先と日本卓球協会の最新案内を確認できます。経験や推薦などの条件を照合する時間も必要なので、試験直前まで待たずに準備すると進めやすくなります。