SUMMARY
この記事の要約
卓球用のリュックは、容量の数字より、ラケットケースやシューズの通る入口と、必要な物の取り出しやすさで選ぶのが確実です。容量に加えて、開口部、収納、空重量と背負い心地、素材、価格を確認します。掲載3モデルはメーカー公表仕様で比較しており、モビリタス・リュックの重量は確認した公式ページに記載がありません。荷造りでは、ケース入りのラケットやシューズと、使用済みの濡れた物を分けて入れます。
この記事でわかること
卓球リュックは持ち物を並べてから選ぶ

最初に、練習へ持って行く物を床や机に並べます。ラケットだけでなく、ケース、室内シューズ、タオル、着替え、飲み物も含めてください。学校や仕事の後に通うなら、教科書や仕事用の荷物を一緒に運ぶかも決めます。
今のバッグに入らないからといって、すぐに大きな物へ買い替える必要はありません。荷物そのものが増えたのか、整理しにくいのか、入口が狭いのかを分けて見ると、必要な機能が明確になります。
ラケットケースとシューズの実寸を確認する
ラケットはケースに入れた状態で、大きさを確認してください。リュックへ裸のまま入れる前提で選ぶと、ケースを用意した後に収納しにくくなることがあります。硬いケースは折り曲げられないため、特に入口と内部の形を見ておきたい荷物です。
ケースの縦・横・厚みを測り、商品ページにある寸法と比べます。ただし、バッグの外寸と内部の使える寸法は同じではありません。数字では入りそうでも、ファスナーの開き方や内側の仕切りによって出し入れのしやすさは変わります。
ケースから選び直す場合は、卓球ラケットケースの選び方を参考に、入れたい用品と形を確認しましょう。リュックを決めてからケースを無理に小さくするより、両方の組み合わせを確かめると選びやすくなります。
シューズも袋へ入れた状態で確認します。靴本体が入っても、袋にまとめたときは収まり方が異なります。普段運ぶ状態に近づけて試すことが大切です。
部活・日帰り大会・宿泊で荷物を分ける
部活で毎日運ぶ荷物と、大会の日だけ増える荷物を別に書き出してください。普段から最大量を想定したバッグを持つか、増える日だけ別のバッグを足すかを考えます。
| 使う場面 |
確認したい荷物 |
選び方の考え方 |
| 部活動・普段の練習 |
ケース、シューズ、タオル、飲み物など |
日常の荷物を無理なく出し入れできることを優先します |
| 学校や仕事の帰り |
卓球用具に加えて書類や端末など |
汗で濡れた物と分けられるかを確認します |
| 日帰り大会 |
着替え、受付用品、予備の用具など |
大会の日に増える物を含めて試します |
| 宿泊を伴う遠征 |
卓球用具と宿泊用の荷物 |
リュックだけに詰めず、別バッグとの分担も考えます |
宿泊できる日数を容量だけで決めることはできません。着替えや洗面用品などを持ち物に加え、会場で使う用具と宿泊先へ運ぶ物を分けましょう。普段の練習で使いやすいリュックを軸に、遠征のときだけ追加する方法もあります。
容量だけで決めない5つの確認ポイント
容量は候補を比べる目安になりますが、「この大きさなら誰でも足りる」とは決められません。開口部、収納、重さと体への収まり、素材、価格の順で確認すると、数字だけでは分からない違いを整理できます。
開口部にケースとシューズが通るか
ファスナーを開けたとき、どの範囲まで入口が広がるかを見ます。バッグの一番広い部分に荷物が収まることと、その荷物を入口から入れられることは別です。
実物を見られる店では、持参したケースなどを入れて確かめてよいか、店員へ相談してください。入れる動作だけでなく、底に置いた物を取り出す動作も試します。毎回ほかの荷物を全部出さなければ取れない場合は、開口部や入れる順番を見直しましょう。
通販では、開いた状態の写真と内側の写真を確認します。分からない寸法や仕切りがある場合は、推測して注文せず、販売店に問い合わせてください。
収納の分かれ方が使い方に合うか
ポケットが多いことだけを理由に選ばず、何を入れるかを考えます。小物をまとめたいのか、飲み物をすぐ取りたいのか、書類を分けたいのかによって、便利な位置は異なります。
専用のシューズ収納がほしい場合は、その商品の公式説明で有無を確認してください。大きめのポケットがあるからといって、靴用だとは限りません。専用収納がなくても、シューズ袋などを使ってほかの物と分ける方法はあります。
外側のポケットへ物を入れた状態も考えておきましょう。空の写真ではすっきり見えていても、普段の荷物を収めた形で使いやすいかが選ぶ基準になります。
空重量と背負ったときの収まりを確認する
商品に掲載された重さは、空のバッグの比較に使います。軽い商品でも、荷物を入れた状態で背負いやすいかは別に確認してください。肩ひもの長さを調整し、背中に当たる位置や、腕を動かしたときの邪魔がないかを見ます。
子ども用に買う場合も、容量を先に決めて大きすぎる物を選ばないようにしましょう。本人が背負い、ファスナーやポケットへ手が届くかを確認します。保護者が運びやすいかではなく、日常的に使う人が扱えるかを基準にしてください。
空の状態しか試せない場合は、背負い心地まで確定したとは考えず、実際の荷物を入れる条件を販売店へ確認します。見た目のサイズ感と、使うときの重さを分けて判断することが大切です。
素材とはっ水表示を読む
素材は公式の表示を確認し、雨の日に使うなら、はっ水などの説明も見ておきます。ただし、はっ水加工があることと、バッグ全体が完全防水であることは同じではありません。
ラケットケースや書類を雨からどう守るかも考えてください。雨具を用意する場合は、バッグの形に合うかを確認します。素材名だけで水が絶対に入らないと判断しないようにしましょう。
本体価格と追加する収納用品を合わせて考える
比較するときは、メーカー掲載価格と店舗の販売価格を区別します。シューズ袋や小物入れも必要なら、本体だけでなく、使える状態にするまでの予算を考えてください。
今使っている袋を流用できる場合もあります。ポケットが多い商品へ買い替える前に、手持ちのリュックと袋の組み合わせで不便を解消できないか試すと、必要な出費を見極めやすくなります。
現行3モデルを容量・寸法・重さ・価格で比較
以下は、2026年9月10日にメーカー公式ページで確認した現行モデルです。寸法の順番を幅×高さ×奥行にそろえました。収納試験や背負い比べをした順位ではなく、公表された仕様を比較する表です。
| 商品 |
容量 |
幅×高さ×奥行 |
空重量 |
税込価格 |
| モビリタス・リュック |
29L |
31×46×16cm |
公式ページに記載なし |
7,480円 |
| タントデイパック |
約32L |
33×47×20.5cm |
約570g |
8,030円 |
| アップライトデイパック |
約34L |
32×48×21.5cm |
約760g |
9,020円 |
モビリタス・リュックの幅は、両サイドポケットを含まない値です。ポケットに荷物を入れた幅まで31cmと考えないようにしてください。価格はメーカー掲載の税込価格で、販売店の実売価格や在庫とは異なる場合があります。
容量はメーカーが公表した数値を使っています。外寸を単純に掛けた数値から、表示容量が誤っていると判断するものではありません。入れたい物が収まるかは、形と開口部も含めて確認します。
ポケット構成を見て選ぶモビリタス・リュック
バタフライのモビリタス・リュックは、品番63370です。素材は再生ポリエステル250デニールで、はっ水加工が施されています。
外側にはファスナー付きが2つ、オープンが2つのポケットがあります。内側はパソコン用が1つとオープンが2つです。端末や小物を持ち歩く人は、どのポケットへ何を入れるかを考えて比較できます。
パソコン用の収納があっても、手持ちの端末が必ず入るとは限りません。端末の大きさとケースの厚みも含めて確認してください。公式ページに重量が掲載されていないため、この商品を表の中で最軽量とは判断できません。
空重量と開き方を確認するタントデイパック
ニッタクのタントデイパックは、品番NK-7528です。素材はポリエステル100%で、公式説明には開きやすいメイン収納と小物ポケットが挙げられています。背面とショルダー部分にはメッシュが使われています。
空重量は約570gです。重さが公表されているアップライトデイパックとの差は、表示上190gあります。ただし、重さの差だけで疲れにくさや背負い心地の優劣を決めないようにしましょう。
入れたいケースがメイン収納へ通るか、小物ポケットに何を分けられるかを確認する候補です。使う人の体格と荷物の量を合わせて考えてください。
大きく開く収納を重視するアップライトデイパック
ニッタクのアップライトデイパックは、品番NK-7530です。素材はポリエステル100%で、容量は約34Lです。
メーカーの商品紹介では、コの字型に大きく開くメイン収納と、自立しやすい縦型を特徴として挙げています。両側には大きめのファスナー付きポケットがあります。
置いたときに中を見やすい構成を探している人は、開いた状態の写真を確認してください。自立しやすいというメーカー説明は、どんな荷物を入れても倒れないという保証ではありません。約32Lとの容量差だけで、実際に入る物が多いと決めつけずに選びます。
ラケット・シューズ・濡れた物を分けて入れる

リュックを選んだら、用具ごとの入れ場所を決めます。収納を埋めることより、会場で必要になった順に取り出せることを意識してください。試合が終わった後に、濡れた物をどこへ戻すかも先に考えます。
| 荷物 |
入れ方の考え方 |
注意すること |
| ラケット |
ケースに入れて収納します |
ほかの荷物で無理に押し込まないようにします |
| 室内シューズ |
シューズ袋などで分けます |
専用収納の有無を思い込まないようにします |
| タオル・着替え |
未使用分と使用済みを分けます |
帰りに濡れた物を入れる袋も用意します |
| 飲み物 |
容器に合う場所へ入れます |
ふたが閉まっているかを確認します |
| 受付書類・小物 |
すぐ使う物をまとめます |
バッグの底で探す状態を避けます |
シューズをこれから購入する場合は、卓球シューズの選び方でサイズや用途を確認してください。リュックに入れやすいことだけを理由に、足に合わないシューズを選ぶ必要はありません。
大会の持参品は、卓球大会の持ち物リストで照合できます。受付で使う物と、コートへ持って行く物を分けておくと、到着後の準備を進めやすくなります。
家で一度荷造りを終えたら、使う物を順番に取り出してみましょう。タオルを取るたびにケースを出すなどの不便があれば、配置を入れ替えます。新しい収納用品を買う前に、入れる順番で解消できるかを試してください。
購入前と帰宅後のチェックリスト
候補を絞った段階で、商品写真に写っていない条件も確認します。特に通販では、収納の内寸や開口部について不明点が残ったまま注文しないことが大切です。
- ケースとシューズを普段運ぶ状態にまとめ、大きさを確認します。
- バッグの外寸と、入口・仕切りの写真を照らし合わせます。
- 体格に合うか、肩ひもを調整して試します。
- 素材やはっ水の説明を読み、雨の日の運び方を考えます。
- 本体価格に加え、袋などの必要な物も予算へ含めます。
使った後は、タオルやウェアを入れっぱなしにしないようにしましょう。帰宅したら中身を出し、洗う物と次回も使う用品を分けます。リュック自体の汚れを落とす場合は、商品に付属する手入れの説明に従ってください。
ファスナーや肩ひもに気になる傷みがあれば、次の練習へ出かける前に状態を確認します。容量が足りないと感じたときも、不要な荷物が残っていないかを見てから、買い替えや別バッグの追加を検討しましょう。
よくある質問
普通のリュックを卓球用に使ってもよいですか?
手持ちのケースとシューズが入り、用具を分けて安全に運べるなら、まず今の物で確かめる方法があります。専用品という名前だけで選ぶ必要はありません。入口や取り出し方に不便がある場合に、買い替えを検討してください。
卓球用には何リットルのリュックが必要ですか?
容量だけでは決められません。普段の持ち物と、大会で増える荷物を並べ、ケースやシューズの大きさを確認してください。同じ容量でも形や入口によって収納のしやすさが異なります。
リュックに入れるならラケットケースは不要ですか?
リュックは、ケースを含めた荷物全体の持ち運びに使うものとして考えます。ラケットをケースに入れた状態で収納を確認してください。入らない場合は、裸で押し込まずにバッグとの組み合わせを見直しましょう。
シューズ専用の収納は必ず必要ですか?
専用収納がなくても、シューズ袋などでほかの物と分ける方法があります。専用収納を希望する場合は、購入する商品の公式説明を確認してください。ポケットの大きさだけで靴用と判断しないようにします。
はっ水加工のリュックなら雨でも中身は濡れませんか?
はっ水加工と完全防水は同じではありません。雨の日はラケットケースや書類をどう守るかも考え、商品の説明に沿って対策してください。はっ水という表示だけで、水が絶対に入らないとは判断しないようにしましょう。