SUMMARY
この記事の要約
卓球の世界ランキングは、大会で獲得したポイントをもとにした順位で、毎週月曜に発表されます。日本選手の順位を見るときは、名前や順位だけでなく、発表日と種目をセットで確認することが大切です。以下の表は「2026年第40週(9月28日発表)時点」の公式値で、公開日以降の最新順位を保証するものではありません。順位表を確かめた後は、ポイントの有効期間と集計方法を知ると、優勝しても順位が上がらない理由まで読み解けます。
この記事でわかること
卓球の世界ランキング|2026年第40週(9月28日発表)時点
男子シングルスの日本選手
日本卓球協会の男子世界ランキングに掲載された日本選手から、次の選手の順位とポイントを示します。すべて2026年第40週(9月28日発表)時点です。「前回順位」は同協会の掲載値をそのまま記載しています。
| 選手 |
世界順位 |
前回順位 |
ポイント |
| 松島輝空 |
3位 |
3位 |
6930 |
| 張本智和 |
4位 |
4位 |
6363 |
| 戸上隼輔 |
13位 |
13位 |
2538 |
| 篠塚大登 |
18位 |
18位 |
2020 |
| 宇田幸矢 |
26位 |
26位 |
1615 |
この表は世界全体の上位一覧ではなく、日本選手を抜き出したものです。表の先頭にいる選手が世界ランキングの首位という意味ではありません。日本選手以外も含めた順位は、公式のランキング一覧で確認してください。
女子シングルスの日本選手
女子も日本卓球協会の女子世界ランキングの掲載値です。男子の表と同じく、2026年第40週(9月28日発表)時点の数字として読みます。
| 選手 |
世界順位 |
前回順位 |
ポイント |
| 張本美和 |
3位 |
3位 |
6709 |
| 早田ひな |
6位 |
6位 |
4810 |
| 大藤沙月 |
12位 |
12位 |
3310 |
| 佐藤瞳 |
13位 |
13位 |
2880 |
| 橋本帆乃香 |
15位 |
15位 |
2554 |
| 長﨑美柚 |
18位 |
18位 |
2070 |
| 木原美悠 |
19位 |
19位 |
1990 |
| 横井咲桜 |
22位 |
22位 |
1700 |
| 伊藤美誠 |
24位 |
24位 |
1635 |
| 平野美宇 |
26位 |
26位 |
1525 |
前回と順位が同じでも、ポイントまで変わっていないとは限りません。また、男子と女子は別のリストなので、ポイントを横断して比べても男女を合わせた順位にはなりません。応援する選手の推移を追うなら、同じ種目の発表同士を比べましょう。
最新の順位は公式で確認してください
毎週月曜に新しい順位が発表されるため、本稿の表は9月28日発表時点の記録です。上記の公式ページで発表日を確かめてから、現在の順位として使ってください。
世界ランキングは種目ごとに分かれている
シングルスとダブルスではリストが違う
国際卓球連盟(ITTF)の世界ランキングには、シングルスのほか、ダブルスや混合ダブルスのリストがあります。世界ランキング規程で定められたシニアのリストは、次の8つです。
- 男子シングルス
- 女子シングルス
- 男子ダブルスのペア別・個人別
- 女子ダブルスのペア別・個人別
- 混合ダブルスのペア別・個人別
ダブルスは、組み合わせとしての順位と選手個人の順位を区別します。シングルスで上位の選手だからといって、ダブルスでも同じ順位になるわけではありません。ニュースに「世界ランク」とだけ書かれている場合は、どの種目で、ペアと個人のどちらを指すかまで確認しましょう。
団体とユースは分けて確認する
ユースはシニアと別の規程なので、年齢区分も確認します。
団体の世界ランキングも別に発表されています。日本卓球協会の掲載ページでは、個人の「2026年9月28日発表」と団体の「2026年9月発表分」を分けて表示しています。個人と団体の数字を同じ発表日のものとして扱わないようにしてください。
大会の出場選手選びとシードに使われる
世界ランキングは、ITTFやWTTの大会で出場選手を選ぶ際や、シードを決める際に使われます。シードは組み合わせ上の配置に関わるもので、ランキング順に勝敗が決まる制度ではありません。
大会名が多くて違いが分からない場合は、卓球の国際大会の種類と違いから整理できます。大会の優勝者と世界ランキングの首位は、同じとは限りません。大会結果はその大会の成績、ランキングは有効な成績を集計した位置として見分けます。
ポイントは有効期間1年・上位8成績の合計
大会の格と勝ち上がった段階で点数が決まる
ランキングポイントは、対象大会の種類と、どこまで勝ち進んだかによって決まります。勝った試合の数だけを一律に加算する仕組みではありません。同じ優勝でも、大会によって獲得点が異なります。
以下は2026年1月27日更新の世界ランキング規程にある、主要大会のシングルスの優勝・準優勝ポイントです。ダブルスや団体の点数表としては使わないでください。
| 大会 |
優勝 |
準優勝 |
| 五輪 |
2000 |
1400 |
| WTTグランドスマッシュ |
2000 |
1400 |
| 世界卓球(個人戦) |
2000 |
1400 |
| WTTファイナルズ |
1500 |
1050 |
| ワールドカップ |
1500 |
1050 |
| WTTチャンピオンズ |
1000 |
700 |
| WTTスターコンテンダー |
600 |
420 |
| 大陸選手権 |
500 |
350 |
| WTTコンテンダー |
400 |
280 |
| WTTフィーダー |
125 |
90 |
フィーダーはランキングポイントを得る入口となる大会です。予選や本戦の枠、獲得点の細かい見方は、WTTフィーダーの出場条件とポイントで確認できます。表の優勝点だけを見て、選手のランキング合計へそのまま足すことはできません。
有効期間は原則1年で、翌年の同じ週に失効する
獲得点の有効期間は原則1年です。翌年の同じ週になると失効するため、過去の実績をずっと積み上げる生涯の成績表ではありません。大陸選手権・大陸大会・大陸カップには、条件により有効期間が延長される例外があります。
注意したいのは、同じ大会の次回開催まで有効という考え方ではない点です。翌年の開催日が変わっても、点数の失効は規程で定めた週を基準に扱われます。大会の開催間隔とポイントの有効期間は分けて考えましょう。
有効な成績すべてを足すわけではない
通常は、有効な成績のうち点数の大きい上位8成績の合計がランキングポイントになります。出場した大会の点数を、件数に関係なくすべて足す方式ではありません。
集計には区分ごとの制限もあります。国籍によって参加が限られる大陸・地域大会などは1成績まで、シニア以外の大会は4成績までです。「最近の8大会を足す」「好きな8大会を選ぶ」という理解では、実際の合計と合わなくなります。
予選通過と団体戦にも点数の扱いがある
予選から本戦へ進んだ場合には、予選通過点が加算されます。本戦での到達段階だけを見ても、獲得点を読み切れない場合があるため、大会の結果表とポイント規程を照合しましょう。
団体戦で得られるランキングポイントは、チームの到達点を選手やペアへ配分する扱いです。チームが獲得した点数を全員に同じだけ付けるわけではありません。これは選手のポイントに関する話で、国・地域の団体ランキングの計算とは分けて読んでください。
優勝しても上がらない?順位が動く理由
古い点数の失効と新しい成績の入れ替え
例えば、過去の大きな成績が失効する週に、新たな大会で優勝したとします。新しい成績が加わっても、失効した点数の方が大きければ、合計が増えるとは限りません。これは仕組みを説明する仮の例で、特定の選手の順位変動を説明したものではありません。
また、有効な成績がすでに十分にある選手では、新しい成績が集計対象に入るかどうかも関わります。対象に入った場合でも、押し出された成績があれば、増えるのはその差に相当します。優勝点をそのまま現在の合計へ加える予測は避けましょう。
出場していなくても順位は動く
自分が大会に出ていない間でも、過去の点数は期限を迎えます。さらに、ほかの選手が点数を伸ばせば、自分の合計が変わらなくても順位は動きます。順位は他選手との位置関係なので、自分の成績だけで決まる数字ではありません。
逆に、順位が上がったからといって、その週に新しいポイントを得たとは限りません。順位とポイントの両方を見てから、成績の追加・失効・集計対象の入れ替えを確認します。順位の上下だけで好調や不調を判断すると、競技内容を見誤ることがあります。
同じポイントの選手が並ぶ場合も、順位を決める規程があります。有効な成績数や最大の単一成績などを順に比較するため、合計が同じだから必ず同順位とは限りません。
欠場のペナルティとランキング保護
締切後の正当な理由のない欠場などは、ペナルティの対象です。ペナルティは0点の成績として扱われ、集計対象の上位8成績に含まれます。すでに成績がそろっている場合には、ほかの成績を押し出すことがあります。
一方、けが・病気・妊娠などで6〜18か月離脱した選手には、所属協会の申請によるランキング保護の制度があります。休んだ選手が自動で対象になる制度ではなく、復帰後の利用にも条件があります。
公式の世界ランキングを確認する手順
日本選手は協会の一覧、全体は公式ランキングを見る
日本選手の順位を日本語で確認するなら、日本卓球協会の男子・女子の一覧が入口になります。世界全体やダブルスの順位を調べるときは、ITTF公式サイトのランキングページから対象リストへ進みます。
まず目的の種目を選び、次に発表日、選手名、順位、ポイントを見ます。画面によっては種目や週を選ぶ操作が必要です。名前だけを検索して過去の記事を開くより、対象のリストと時点を確かめてから読む方が混同を防げます。
練習場のベンチでスマートフォンやタブレットを開くときも、試合の合間に数字だけを拾うのではなく、表の上にある発表日まで見ておきましょう。友人に順位を伝える際には、種目と発表日を添えると、後で別の表を見たときに照合できます。
公式情報を確認する場面のイメージ。画面の文字や数字は描いていません。記事の更新日とランキングの発表日を区別する
ランキングを紹介する記事の更新日は、そのページを編集した日付です。公式ランキングの発表日とは一致しないことがあります。ページの上に新しい日付があっても、表がいつの発表分かを別に確認してください。
大会の終了とランキングへの反映を分ける
世界ランキング規程の公式FAQでは、現地時間の日曜に終わった大会は月曜発表のランキングに入ると説明しています。進行中の大会で勝ち進んでいても、その途中結果を現在の合計へ足してはいけません。
10月の大会を追う場合も、開催中なのか終了済みなのかを先に確認します。アジア選手権の大会日程と代表情報のような大会情報と、ランキングの発表日を分けて見ると、結果がまだ反映されていない理由を整理できます。
よくある質問
世界ランキングはいつ更新されますか?
2026年の規程では毎週月曜に発表されます。紹介サイトの更新曜日と、公式ランキングの発表曜日は区別してください。新しい表を見る際は、曜日だけでなく発表日と種目も確かめます。
世界ランキング1位は誰ですか?
最新の首位は、公式ランキングで対象の種目と発表日を選んで確認してください。シングルス、ダブルス、混合ダブルスでは別のリストになります。本稿では日本卓球協会で確認できた日本選手の順位のみを掲載しています。
ポイントは何年有効ですか?
原則1年で、翌年の同じ週に失効します。大陸の大会には条件付きの延長があるため、すべての成績が例外なく同じ扱いとは限りません。同じ大会の次回開催まで有効という制度ではありません。
団体の世界ランキングはありますか?
あります。日本卓球協会では、個人の発表日と団体の発表分を分けて掲載しています。団体の順位を見るときは個人の表の日付を流用せず、団体欄の時点を確認してください。
オリンピックの代表は世界ランキングで決まりますか?
世界ランキングを使う選考もありますが、大会の出場やシードと日本代表の選考は分けて考えます。どの時点のランキングを使うかなど、具体的な条件は卓球日本代表のメンバーと選考基準で確認してください。現在の順位だけで代表入りを断定しないようにしましょう。