SUMMARY
この記事の要約
WTTチャンピオンズ フランクフルト2026は、2026年11月3日から8日まで、ドイツ・フランクフルトのSüwag Energie ARENAで開かれる卓球の国際大会です。2025年のこの大会では、男子の松島輝空選手と女子の早田ひな選手がそろって優勝しました。今年も2人ともエントリーしており、男女とも日本選手が前回優勝者として連覇に挑みます。
日本卓球協会が公表した出場予定は、前週のモンペリエ大会と同じ8人です。各セッションの開始は、日本時間の夜7〜9時台と深夜1〜2時台です。選手にとってはモンペリエ大会から2週続けての出場で、今季最後のチャンピオンズでもあります。日本選手の初戦の相手と日本時間、連覇がかかる2人の前回の勝ち上がり、放送・配信を、日本卓球協会・WTT・テレビ東京の公式情報で整理しました。
出場選手・組み合わせ・試合時刻・放送予定は、開幕前日の2026年11月2日に再確認しました。試合時刻は前の試合の進み方で遅れることがあるので、観戦前にはリンク先の最新の試合予定もご覧ください。
2026年11月2日(開幕前日)に再確認した公式情報です
組み合わせ(ドロー):公開済み。日本選手8人の1回戦の相手と日本時間は「日本選手の初戦と組み合わせ 」にまとめました 出場選手:日本卓球協会の大会ページ の日本選手8人に変更はありません。WTTの組み合わせには、女子の王曼昱選手・孫穎莎選手と男子のフェリックス・ルブラン選手の名前がありません テレビ放送・ネット配信:U-NEXTが日本選手の全試合を独占ライブ配信し、BSテレ東は11月8日(日)深夜3時5分から放送予定です(「テレビ放送・ネット配信 」) WTTフランクフルト2026の概要|会期・会場・試合方式
フランクフルト大会は、WTT(World Table Tennis)の大会のうち「チャンピオンズ」に入る大会です。行われるのは男子シングルスと女子シングルスだけで、それぞれ32人が勝ち抜き戦で優勝を争います。
11月3日から8日まで、今季最後のチャンピオンズ
項目
内容
いつ
2026年11月3日(火)〜8日(日)の6日間(現地の日付)
どこで
Süwag Energie ARENA(ドイツ・フランクフルト)
種目と人数
男子シングルス32人、女子シングルス32人
賞金総額
50万米ドル
今季の中での位置
2026年に開かれるWTTチャンピオンズの最後の大会
日本から
男子4人、女子4人
日本時間に直すと、最終日の決勝は11月9日(月)の未明に始まります。会期・会場・賞金総額はWTTの大会ページ の表示によります。チケット販売を告知したWTTの記事 は、この大会を「今季最後のWTTチャンピオンズ」と位置づけ、Süwag Energie ARENAでの開催は4回目になると伝えています。
日本の出場が男女とも4人ずつなのは、1つの国・地域から出られる人数の上限と同じです。ただし、五輪の金メダリスト向けの枠(最大3人)、開催地のワイルドカード(1人)、WTTが選ぶ枠(1人。ワイルドカードとは別)で出る選手は、この上限に数えません。残りの多くは世界ランキングなどによる自動出場で、こうした枠はWTTの大会規定集(2026年版) に定められています。WTTのほかの大会や世界卓球・五輪との違いは、卓球の国際大会の違い を参照してください。
試合方式|準々決勝から4ゲーム先取(2024年とは違う)
2026年版の規定集では、1・2回戦は3ゲーム先取、準々決勝から決勝までは4ゲーム先取 です。ダブルスや団体戦はありません。直近2回(2024・2025年)のフランクフルト大会のスコアと比べると、2024年だけ準々決勝の方式が違っていました。
ラウンド
現地の日程 (2026年・暫定)
2026年
2025年
2024年
1回戦(32人)
11月3日〜5日
3ゲーム先取
3ゲーム先取
3ゲーム先取
2回戦(16人)
11月5日〜6日
3ゲーム先取
3ゲーム先取
3ゲーム先取
準々決勝(8人)
11月7日
4ゲーム先取
4ゲーム先取
3ゲーム先取
準決勝(4人)
11月8日
4ゲーム先取
4ゲーム先取
4ゲーム先取
決勝(2人)
11月8日
4ゲーム先取
4ゲーム先取
4ゲーム先取
2024年と2025年の欄は、日本卓球協会の記録にあるスコアから読み取ったものです。たとえば松島輝空選手の準々決勝は、2024年が1-3、2025年が4-0でした。過去の結果を見比べるときは、同じ準々決勝でも勝ちに必要なゲーム数が違う点に気をつけてください。ゲーム数の決まり方は卓球は何セットマッチ? で解説しています。
前回優勝の松島輝空選手と早田ひな選手が連覇に挑む
2025年のフランクフルト大会は、男子を松島輝空選手、女子を早田ひな選手が制し、日本勢が男女のシングルスをそろって勝ち取った大会です。 女子は決勝も日本選手どうしの対戦でした。WTTの出場選手の発表記事 は、松島輝空選手の出場を「タイトル防衛」と紹介しています。2025年の結果は日本卓球協会の2025年大会のページ 、2024年の結果は同じく2024年大会のページ の記録によります。
連覇がかかる2人の前回の勝ち上がりを頭に入れて、今年の組み合わせと見比べてみましょう。 松島輝空選手:2024年はベスト8、2025年は優勝
松島輝空選手は、2024年のフランクフルト大会について、日本卓球協会の大会ページに「11/5付け追加」と注記されています。1回戦は11月5日に高承睿選手(チャイニーズタイペイ)と対戦し、3-1で勝ちました。2回戦もヨルジッチ選手(Darko JORGIC、スロベニア)に3-1と勝ちましたが、準々決勝はこの年に優勝した林詩棟選手(中国)に1-3で敗れています。
2025年は、WTTによると当時の世界ランキング15位で、シードのない立場から勝ち上がりました。
ラウンド
対戦相手
結果
1回戦
安宰賢選手(韓国)
3-0
2回戦
ジャ選手(Kanak JHA、アメリカ)
3-0
準々決勝
オフチャロフ選手(Dimitrij OVTCHAROV、ドイツ)
4-0
準決勝
リンド選手(Anders LIND、デンマーク)
4-2
決勝
邱党選手(Dang QIU、ドイツ)
4-1
決勝の相手は地元ドイツの邱党選手でした。5ゲームのうち3ゲームがデュースにもつれ、松島輝空選手はそのうち2ゲームを取っています。各ゲームの点数は「直近2回の大会結果」の表にまとめました。
今季は、10月11日に決勝があったチャイナスマッシュ2026 の男子シングルスでも優勝しています。使っているラケットとラバーは松島輝空選手の用具 で紹介しています。
早田ひな選手:2025年は日本選手どうしの決勝を4-3で制した
早田ひな選手は、日本卓球協会の2024年大会の出場者一覧には名前がありません。2025年は5試合を勝ち抜いて優勝しました。
ラウンド
対戦相手
結果
1回戦
朱芊曦選手(韓国)
3-2
2回戦
李恩惠選手(韓国)
3-0
準々決勝
ディアス選手(Adriana DIAZ、プエルトリコ)
4-1
準決勝
伊藤美誠選手
4-1
決勝
張本美和選手
4-3
初戦の朱芊曦選手との試合は、最終ゲームまで続く3-2でした。準決勝の伊藤美誠選手との日本選手対決は、早田ひな選手が取った4ゲームのうち3ゲームがデュースです。決勝は、早田ひな選手が2ゲームを先取した後、張本美和選手が2-2、3-3と追いつき、最終の第7ゲームを早田ひな選手が11-9で取って 優勝を決めました。
張本美和選手:2024年は3位、2025年は準優勝
張本美和選手は、直近2回とも準決勝まで進んでいます。2024年は1回戦でミッテルハム選手(Nina MITTELHAM、ドイツ)に3-0、2回戦で平野美宇選手に3-1、準々決勝で何卓佳選手(中国)に3-1と勝ちました。準決勝は王芸迪選手(中国)に2-4で敗れ、日本卓球協会の記録では3位です。
2025年は、1回戦がジャン選手(Lily ZHANG、アメリカ)に3-0、2回戦がヴィンター選手(Sabine WINTER、ドイツ)に3-1でした。準々決勝はゴダ選手(Hana GODA、エジプト)に4-1、準決勝は申裕斌選手(韓国)に4-2と勝ち、決勝は早田ひな選手に敗れて準優勝しています。今季は8月のWTTチャンピオンズ横浜2026 と9月のWTTチャンピオンズマカオ2026 の女子シングルスを制しました。
モンペリエから2週連続|今季最後のチャンピオンズ
フランクフルト大会は、フランスで開かれる前週のモンペリエ大会に続いて行われます。WTTは、フランクフルト大会がモンペリエ大会の2日後に開幕すると紹介しています(WTTの出場選手の発表記事 )。
大会
会期(現地の日付)
開催国
日本の出場選手
WTTチャンピオンズ モンペリエ2026
10月27日〜11月1日
フランス
男女4人ずつ計8人
WTTチャンピオンズ フランクフルト2026
11月3日〜8日
ドイツ
モンペリエ大会と同じ8人
日本の8人は、モンペリエ大会とまったく同じ顔ぶれです (日本卓球協会のモンペリエ大会のページ とフランクフルト大会のページ )。モンペリエ大会では、日本選手は8人とも準々決勝までに敗れ、女子の張本美和選手・早田ひな選手・佐藤瞳選手のベスト8が最高成績でした。優勝は男子が張禹珍選手(韓国)、女子が孫穎莎選手(中国)です。試合ごとのスコアはWTTモンペリエ2026の記事 にまとめています。
12月のWTTファイナルズ香港への出場争い
シーズンの最後には、「WTTファイナルズ香港2026」が12月9日から13日まで開かれます(WTTの大会ページ )。WTTは、モンペリエ大会とフランクフルト大会の2つが、このファイナルズへの出場争いで大きな役割を果たすと伝えています(WTTの出場選手の発表記事 )。
ファイナルズの男女シングルスに自動で出場できるのは、「WTT Series Finals Race」の上位16人です。これは、世界ランキングのポイントのうち、その年のWTTシリーズ大会(グランドスマッシュ・チャンピオンズ・コンテンダーシリーズ)の成績による分を合計した順位です。世界ランキングの順位そのものとは別に集計されます (WTTの大会規定集(2026年版) )。世界ランキングのポイントの仕組みは卓球の世界ランキングの見方 で解説しています。
2週続く大会の結果を追いながら、12月のファイナルズに誰が進むかを見ていきましょう。 日本の出場選手8人
男子は松島輝空選手・張本智和選手・戸上隼輔選手・篠塚大登選手、女子は張本美和選手・早田ひな選手・大藤沙月選手・佐藤瞳選手です。 表の右2列は、直近2回(2024・2025年)のフランクフルト大会での成績です。
種目
選手
所属
2025年大会
2024年大会
男子
松島輝空選手
個人
優勝
ベスト8
男子
張本智和選手
トヨタ自動車
2回戦敗退
1回戦敗退
男子
戸上隼輔選手
井村屋グループ
2回戦敗退
1回戦敗退
男子
篠塚大登選手
東都観光バス
1回戦敗退
出場なし
女子
張本美和選手
木下グループ
準優勝
3位
女子
早田ひな選手
日本生命
優勝
出場なし
女子
大藤沙月選手
ミキハウス
2回戦敗退
ベスト8
女子
佐藤瞳選手
日本ペイントグループ
出場なし
出場なし
選手と所属は日本卓球協会の大会ページ のとおりで、WTTの選手一覧とも一致しています。監督は男子が岸川聖也氏、女子が中澤鋭氏です。協会の表に添えられた世界ランキングは2026年第39週の発表分なので、最新の順位とは限りません。
男子:張本智和選手・戸上隼輔選手・篠塚大登選手
張本智和選手は、2024年は1回戦でアルナ選手(Quadri ARUNA、ナイジェリア)に2-3と敗れました。2025年は1回戦がグロート選手(Jonathan GROTH、デンマーク)に3-0の勝ち、2回戦がオフチャロフ選手に1-3の負けです。今季は8月のWTTチャンピオンズ横浜2026 の男子シングルスで優勝しました。
戸上隼輔選手は、2024年の1回戦で王楚欽選手(中国)に0-3で敗れています。2025年は1回戦でデューダ選手(Benedikt DUDA、ドイツ)に3-0、2回戦でリンド選手に2-3でした。篠塚大登選手は2024年の出場者一覧に名前がなく、2025年は1回戦で林昀儒選手(チャイニーズタイペイ)に2-3と、最終ゲームまでもつれて敗れました。
女子:大藤沙月選手と佐藤瞳選手
大藤沙月選手は、2024年に1回戦でユアン・ジアナン選手(Jia Nan YUAN、フランス)に3-2、2回戦でパバデ選手(Prithika PAVADE、フランス)に3-0と勝ちました。準々決勝は陳幸同選手(中国)に1-3と敗れ、ベスト8です。2025年は1回戦でゾン・ジエン選手(ZENG Jian、シンガポール)に3-2と勝ち、2回戦はサマラ選手(Elizabeta SAMARA、ルーマニア)に2-3でした。
佐藤瞳選手は、2024年と2025年の日本卓球協会の大会ページに出場者として名前がありません。今季はチャイナスマッシュ2026 の女子シングルスで準優勝しています。日本代表の選ばれ方や年間の大会予定は卓球の日本代表 にまとめています。
日本選手の初戦と組み合わせ 組み合わせはWTTの大会ページ の「Draws」と「Matches」で公開されています。日本選手8人の1回戦は、日本時間の11月3日(火・祝)夜から11月4日(水)夜にかけて行われます。 女子は1回戦で大藤沙月選手と佐藤瞳選手が対戦し、日本選手どうしの試合になります。
日本時間(予定)
現地時間
日本選手
1回戦の相手
11月3日(火・祝)20:00
11月3日 12:00
張本美和選手(第2シード)
ポルカノバ選手(オーストリア)
11月3日(火・祝)22:55
11月3日 14:55
張本智和選手(第2シード)
シドレンコ選手
11月4日(水)3:40
11月3日 19:40
松島輝空選手(第1シード)
ジェラルド選手(ポルトガル)
11月4日(水)20:35
11月4日 12:35
戸上隼輔選手
ジャ選手(アメリカ)
11月4日(水)22:20
11月4日 14:20
大藤沙月選手
佐藤瞳選手(第7シード)
11月4日(水)22:55
11月4日 14:55
篠塚大登選手
温瑞博選手(中国)
11月4日(水)23:30
11月4日 15:30
早田ひな選手(第5シード)
ジャン選手(アメリカ)
時刻はWTTの「Matches」の「Scheduled」に載っている現地時間に8時間を足したものです(2026年11月2日確認)。試合は1台で順番に行うため、前の試合が長引くと開始が遅れます。張本智和選手の相手のシドレンコ選手は、前週のモンペリエ大会の2回戦で、松島輝空選手に3-1と勝っています。
2回戦で当たる可能性がある相手
1回戦に勝つと、隣の試合の勝者と2回戦で対戦します。
日本選手
2回戦の相手の候補
松島輝空選手
プツァル選手(クロアチア)かコトン選手(フランス)
戸上隼輔選手
モーレゴード選手(スウェーデン)かオ・ジュンソン選手(韓国)
篠塚大登選手
王楚欽選手(中国)かリンド選手(デンマーク)
張本智和選手
カルベリ選手(スウェーデン)か林鐘勲選手(韓国)
大藤沙月選手・佐藤瞳選手の勝者
セーチ選手(ルーマニア)かポン・ユーハン選手(PENG Yu-Han)
早田ひな選手
杜凱琹選手(香港)かカウフマン選手(ドイツ)
張本美和選手
ディアス選手(プエルトリコ)か朱芊曦選手(韓国)
組み合わせの上では、男子の松島輝空選手と戸上隼輔選手が同じ半分の山に入り、勝ち上がると準決勝で当たります。篠塚大登選手と張本智和選手も、もう一方の山で準決勝に当たる位置です。女子は早田ひな選手と張本美和選手が同じ半分の山にいて、当たるとすれば準決勝です。大藤沙月選手と佐藤瞳選手の勝者は反対側の山に入ります。
海外の注目選手
WTTの出場選手の発表記事は、男女とも世界ランキング上位5人(記事の公開時点)が出場すると伝えていました。ただし11月2日に公開された組み合わせには、女子の王曼昱選手・孫穎莎選手と、男子のフェリックス・ルブラン選手(Felix LEBRUN、フランス)の名前がありません。 理由についての公式な説明は確認できていません。組み合わせでのシード上位は次のとおりです。
男子:第1シードの松島輝空選手、第2シードの張本智和選手、第3シードのトルルス・モーレゴード選手(Truls MOREGARD、スウェーデン)、第4シードの王楚欽選手(中国)
女子:第2シードの張本美和選手、第3シードの王芸迪選手(中国)、第4シードの蒯曼選手(中国)、第5シードの早田ひな選手(第1シードの選手は組み合わせにいません)
男子は王楚欽選手、前回準優勝の邱党選手
王楚欽選手は、モンペリエ大会には出場せず、フランクフルト大会では第4シードに入りました。2024年のフランクフルト大会にも出場し、1回戦で戸上隼輔選手に勝っています。今年は1回戦でリンド選手と当たり、勝つと2回戦で篠塚大登選手と温瑞博選手の勝者と対戦します。
選手
国・地域
直近2回のフランクフルト大会
王楚欽選手
中国
2024年に出場(1回戦で戸上隼輔選手に勝利)
邱党選手
ドイツ
2025年準優勝
アントン・カルベリ選手(Anton KALLBERG)
スウェーデン
2024年準優勝
モーレゴード選手
スウェーデン
2024年ベスト4
林昀儒選手
チャイニーズタイペイ
2024年ベスト4。2025年は1回戦で篠塚大登選手に勝利
アンダース・リンド選手
デンマーク
2025年ベスト4(準決勝で松島輝空選手に敗戦)
オフチャロフ選手
ドイツ
2025年ベスト8(2回戦で張本智和選手に勝利)
地元ドイツからは、邱党選手とオフチャロフ選手のほかに、前週のモンペリエ大会で準優勝したフランツィスカ選手(Patrick FRANZISKA)が出場します。モンペリエ大会で優勝した張禹珍選手(韓国)は第7シード、ブラジルのカルデラノ選手(Hugo CALDERANO)は第6シードです。2024年優勝の林詩棟選手(中国)は、組み合わせに名前がありません。
女子は2023年優勝の王芸迪選手、モンペリエ準優勝の蒯曼選手
2024年優勝の王曼昱選手と、前週のモンペリエ大会で優勝した孫穎莎選手は、組み合わせに名前がありません。王芸迪選手は2024年の準優勝者で、WTTによると2023年にはこの大会でWTTチャンピオンズ初優勝を挙げています。今年は第3シードです。
選手
国・地域
直近2回のフランクフルト大会など
蒯曼選手
中国
第4シード。前週のモンペリエ大会で準優勝
王芸迪選手
中国
2024年準優勝。2023年優勝(WTTの記事による)
陳幸同選手
中国
2024年ベスト4(準々決勝で大藤沙月選手に勝利)
申裕斌選手
韓国
2025年ベスト4(準決勝で張本美和選手に敗戦)
サビーネ・ヴィンター選手
ドイツ
地元の選手。2025年は2回戦で張本美和選手に敗戦
アドリアナ・ディアス選手
プエルトリコ
2025年ベスト8(準々決勝で早田ひな選手に敗戦)
ハナ・ゴダ選手
エジプト
2025年ベスト8(準々決勝で張本美和選手に敗戦)
ほかに陳熠選手(中国)、地元ドイツの韓瑩選手(Ying HAN)とミッテルハム選手、韓国の朱芊曦選手も出場します。日本の女子4人の1回戦の相手に中国の選手はいませんが、蒯曼選手は1回戦で申裕斌選手と当たります。
日程と日本時間
試合は毎日、現地の日中と夕方の2つのセッションに分けて行われます(WTTの暫定スケジュール)。ドイツは10月25日から冬時間で、会期中は日本のほうが8時間進んでいます。 このため、1つ目のセッションは日本の夜、2つ目のセッションは日本の深夜に始まります。
印の付いた祝日と週末の夜を目安に、観戦する日を先に予定へ入れておきましょう。
現地の日付
1つ目のセッション (日本時間)
2つ目のセッション (日本時間)
ラウンド
11月3日(火)
11月3日(火・祝)20:00 (現地12:00)
11月4日(水)2:30 (現地18:30)
1回戦
11月4日(水)
11月4日(水)20:00 (現地12:00)
11月5日(木)2:30 (現地18:30)
1回戦
11月5日(木)
11月5日(木)21:00 (現地13:00)
11月6日(金)2:30 (現地18:30)
1つ目は1回戦、2つ目は2回戦
11月6日(金)
11月6日(金)21:00 (現地13:00)
11月7日(土)2:30 (現地18:30)
2回戦
11月7日(土)
11月7日(土)21:00 (現地13:00)
11月8日(日)2:30 (現地18:30)
準々決勝
11月8日(日)
11月8日(日)19:00 (現地11:00)
11月9日(月)1:30 (現地17:30)
1つ目は準決勝、2つ目は決勝
時刻はセッションの開始時刻で、日本選手の試合がその時刻ちょうどに始まるわけではありません。
見やすいのは祝日の開幕日と週末の夜
開幕日の11月3日は文化の日で、1回戦の最初のセッションが日本時間20時に始まります。週末は、準々決勝が11月7日(土)21時から、準決勝が11月8日(日)19時からで、どちらも夜の時間帯です。一方、決勝のセッションは11月9日(月)1時30分開始 で、月曜日の未明にあたります。翌朝が早くて生中継を見られない人は、録画や見逃し配信を使えるか、事前に調べておきましょう。
決勝のセッションは月曜の未明に始まるため、起きて見るのが難しければ録画や見逃し配信が使えるかを先に調べておきましょう。 試合は1台で順番に行います
同じセッションでも、何試合目かで開始時刻が変わります。日本選手の1回戦の時刻は「日本選手の初戦と組み合わせ 」の表のとおりで、2回戦以降は1回戦の後に決まります。最新の時刻はWTTの大会ページ の「Matches」で確認してください。
テレビ放送・ネット配信 テレビ東京の卓球サイトに2026年大会の特設ページができ、放送・配信の予定が載りました。日本選手の全試合は、U-NEXTが独占でライブ配信します 。
2026年大会の放送・配信
媒体
2026年大会の予定
U-NEXT
日本選手の全試合を独占ライブ配信
BSテレ東
11月8日(日)深夜3時5分から放送。放送時間は変更になる可能性あり
テレビ東京卓球チャンネル(YouTube)
配信するかはチャンネル内で確認
出典はテレビ東京の2026年大会の放送・配信ページ です(2026年11月2日確認)。BSテレ東の放送で扱う試合は、このページにはまだ書かれていません。公式の「11月8日(日)深夜3時5分」は、暦日では11月9日(月)3時5分にあたります。日本卓球協会の大会ページ には、11月2日時点で配信の欄はありません。
2025年大会の放送・配信(参考)
媒体
2025年大会での内容
U-NEXT
日本選手の全試合を独占ライブ配信。11月4日〜6日は18:50、11月7日〜9日は19:50から配信し、見逃し配信あり
テレ東卓球チャンネル
日本卓球協会の2025年大会のページに、配信先として掲載
BSテレ東
11月9日(日)深夜1:55〜(25:55〜27:55)に男女の準決勝・決勝を放送
出典はテレビ東京の2025年大会の特設ページ と放送・配信のページ 、日本卓球協会の2025年大会のページ です。
2025年と同じ形で見られるとは限りません
表は2025年の実績です。2026年はBSテレ東の放送開始が深夜3時5分で、2025年とは時刻が違います。「無料で全試合を見られる」といった情報を見かけたときも、今年の公式の発表で確認してから予定を立ててください。
直近2回(2024・2025年)の大会結果
2025年は日本選手が男女とも優勝し、2024年は張本美和選手の3位が日本勢の最高成績でした。 結果は日本卓球協会の公式記録(2025年大会 、2024年大会 )によります。
年
男子優勝
男子準優勝
女子優勝
女子準優勝
2025年
松島輝空選手
邱党選手
早田ひな選手
張本美和選手
2024年
林詩棟選手
カルベリ選手
王曼昱選手
王芸迪選手
下の2つの表の結果とゲームスコアは、対戦欄の左側の選手から見た数字で、日本卓球協会の記録の並びに合わせています。
2025年は松島輝空選手と早田ひな選手が優勝
2025年大会は11月4日(火)から9日(日)まで開かれ、準決勝と決勝はどちらも最終日に行われました。日本勢は8人が出場し、優勝の2人と準優勝の張本美和選手のほか、伊藤美誠選手がベスト4に入っています。
試合
対戦
結果
ゲームスコア
男子決勝
松島輝空選手 対 邱党選手
4-1
11-8、15-13、11-13、18-16、11-9
男子準決勝
松島輝空選手 対 リンド選手
4-2
11-6、6-11、12-14、11-1、11-8、11-2
男子準決勝
李尚洙選手(韓国) 対 邱党選手
1-4
4-11、9-11、11-7、6-11、9-11
女子決勝
張本美和選手 対 早田ひな選手
3-4
4-11、8-11、11-4、11-6、6-11、11-9、9-11
女子準決勝
張本美和選手 対 申裕斌選手
4-2
11-9、2-11、13-11、11-4、10-12、15-13
女子準決勝
早田ひな選手 対 伊藤美誠選手
4-1
7-11、11-7、13-11、12-10、14-12
女子決勝の行は、左側の張本美和選手から見た数字です。そのため、早田ひな選手の勝利は「3-4」と表示されています。
2024年は林詩棟選手と王曼昱選手が優勝、張本美和選手が3位
2024年大会は11月3日(日)から10日(日)までの8日間で、決勝は最終日に行われました。日本勢は7人が出場しています。
試合
対戦
結果
ゲームスコア
男子決勝
カルベリ選手 対 林詩棟選手
1-4
5-11、7-11、9-11、11-8、8-11
男子準決勝
カルベリ選手 対 モーレゴード選手
4-2
6-11、11-8、11-8、11-5、7-11、11-5
男子準決勝
林昀儒選手 対 林詩棟選手
0-4
9-11、11-13、2-11、8-11
女子決勝
王曼昱選手 対 王芸迪選手
4-2
11-7、10-12、11-3、7-11、11-8、11-8
女子準決勝
張本美和選手 対 王芸迪選手
2-4
5-11、11-8、6-11、11-7、9-11、7-11
女子準決勝
王曼昱選手 対 陳幸同選手
4-1
7-11、11-4、11-9、11-2、11-5
ここからは、公式の組み合わせと前週のモンペリエ大会の結果をもとにした編集部の見方です。選手やコーチが明かした作戦ではありません。
前週に松島輝空選手を破ったシドレンコ選手と、張本智和選手が初戦で当たる
モンペリエ大会では、第1シードの松島輝空選手が2回戦でシドレンコ選手に1-3と敗れ、第3シードの張本智和選手も1回戦で0-3と敗れました。今回は、そのシドレンコ選手が第2シードの張本智和選手の初戦の相手です。 男子は前週、シードの付いていない張禹珍選手とフランツィスカ選手が決勝に進みました。シード順どおりに勝ち上がるとは限らないことを、1週間前の結果が示しています。
女子は1回戦から日本選手どうしの試合がある
大藤沙月選手と佐藤瞳選手は、1回戦で対戦します。佐藤瞳選手はモンペリエ大会で準々決勝まで進み、今回は第7シードです。大藤沙月選手はモンペリエ大会の1回戦でカウフマン選手に2-3と敗れました。また、王曼昱選手と孫穎莎選手は今大会の組み合わせに名前がなく、女子のシードでは第2シードの張本美和選手が最上位です。前週の決勝を戦った蒯曼選手は、1回戦で申裕斌選手と当たります。
前の大会で負けた相手との再戦に向けて
同じ選手と短い間隔で再び当たるのは、トップ選手に限りません。自分の試合でも、前に負けた相手と当たる前に、そのときのスコアを見返して「どのゲームで点差が開いたか」「何点目から連続で失点したか」を書き出しておきましょう。負けたゲームの流れが分かると、次の試合で最初に変えることを1つに絞れます 。
記録から見る今年の見どころ
今年の観戦前に知っておきたいのが、直近2回(2024・2025年)の日本選手どうしの対戦や、地元ドイツの選手との結果です。過去の記録を振り返りながら、今年も対戦する可能性のある相手や、競った試合の展開を見ていきましょう。
直近2回は日本選手どうしの対戦があった
2024年は2回戦で張本美和選手と平野美宇選手が当たり、2025年は女子の準決勝と決勝がどちらも日本選手どうしの対戦でした。今年は1回戦から、大藤沙月選手と佐藤瞳選手の日本選手どうしの試合が組まれました。早田ひな選手と張本美和選手は、勝ち上がると準決勝で当たります。
2025年に対戦した地元ドイツの選手
松島輝空選手は2025年に、準々決勝のオフチャロフ選手と決勝の邱党選手という、地元ドイツの選手2人に勝っています。張本美和選手も2回戦でヴィンター選手に勝ちました。3人とも今年も出場しますが、松島輝空選手と邱党選手・オフチャロフ選手、張本美和選手とヴィンター選手は組み合わせの反対側の山に入っていて、当たるとすれば決勝です。
2025年の日本勢は1・2回戦で5試合が最終ゲームへ
2025年の日本勢は、3ゲーム先取の1・2回戦で最終ゲームまでもつれた試合が5つありました。早田ひな選手と大藤沙月選手は1回戦を3-2で勝ち、戸上隼輔選手・大藤沙月選手・篠塚大登選手は2-3で敗れています。
試合を見るときに注目したい点
10-10からのデュースになったゲームを、どちらが取り切るか 3ゲーム先取の試合で、1-1から第3ゲームを取るのはどちらか 4ゲーム先取の試合で2-2や3-3に並んだ後、次のゲームの序盤に先に点を重ねるのはどちらか 自分の試合でもデュースの組み立てに迷う人は、トップ選手がどのサーブを出すか、レシーブで攻めるかつなぐかに注目してみましょう。
よくある質問
卓球のWTTフランクフルト2026はいつ、どこで開催されますか?
A. 2026年11月3日(火)から8日(日)まで、ドイツ・フランクフルトのSüwag Energie ARENAで開かれます。今季最後のWTTチャンピオンズで、男女シングルスの2種目を行います。
前回優勝の松島輝空選手と早田ひな選手は出場しますか?
A. 出場します。2人とも組み合わせに入っていて、松島輝空選手は第1シード、早田ひな選手は第5シードです。2025年の決勝は、松島輝空選手が邱党選手(ドイツ)に4-1、早田ひな選手が張本美和選手に4-3と勝って優勝しました。
日本選手の初戦はいつですか?
A. 日本時間の11月3日(火・祝)20時の張本美和選手から始まり、11月4日(水)23時30分の早田ひな選手まで、8人の1回戦が続きます。大藤沙月選手と佐藤瞳選手は11月4日(水)22時20分から1回戦で対戦します。時刻はWTTの大会ページ の予定(2026年11月2日確認)で、前の試合が長引くと遅れます。
決勝は日本時間でいつですか?
A. WTTの暫定スケジュールでは、男女の決勝のセッションが日本時間の11月9日(月)1時30分に始まります。準決勝のセッションは11月8日(日)19時開始の予定です。
放送や配信の情報はどこで確認できますか?
A. テレビ東京の2026年大会の放送・配信ページ (2026年11月2日確認)によると、U-NEXTが日本選手の全試合を独占ライブ配信し、BSテレ東が11月8日(日)深夜3時5分から放送します。放送時間は変更になる可能性があります。
モンペリエ大会と出場する日本選手は同じですか?
A. 同じです。男子は松島輝空選手、張本智和選手、戸上隼輔選手、篠塚大登選手、女子は張本美和選手、早田ひな選手、大藤沙月選手、佐藤瞳選手の計8人が、2週続けて出場します。
フランクフルト大会の結果は、WTTファイナルズ香港に関係しますか?
A. 関係します。12月9日から13日までのWTTファイナルズ香港には、WTTのシリーズ大会で得たポイントを集計した「WTT Series Finals Race」の上位16人が自動で出場します。フランクフルト大会は、その前に開かれる最後のチャンピオンズです。