SUMMARY
この記事の要約
卓球のサイドテープはラケットの側面を保護する用品で、試合用のラケットでも装着は必須ではありません。幅は板だけを守るかラバーの縁まで覆うかを決め、ラバーを貼ったラケットを定規で測って選びます。ストロング・プロテクター2など3製品を比べるときは、合う幅があることを条件に仕様や価格を確認します。貼った後は浮きやはみ出しがないか、打球面より高くなっていないか、光を反射しないかを点検します。
この記事でわかること
卓球のサイドテープは何のために貼る?
サイドテープは、ラケットを横から見たときの縁に沿って貼ります。ガードテープやエッジテープと呼ばれることもあり、商品を探す際はこれらの名前も目印になります。ラケットの木の板やラバーの縁を保護したい人が、必要に応じて使う用品です。
ラバーの広い面に貼る保護フィルムとは、貼る位置が違います。購入するときはパッケージだけで判断せず、ラケットの側面へ貼る商品かどうかを確認してください。
保護用品であり、装着を義務づけるものではない
日本卓球協会のルールに関するFAQ・Q13では、サイドテープの素材や、全周に貼るか一部に貼るかについて規定はないと案内しています。ただし、光を反射するものは使えず、ラバーの面より高くなる貼り方も認められません。
テープの有無だけで用具選びを難しく考える必要はありません。まず保護したい場所と合う幅を確認し、貼るならルールに沿って仕上げます。ラケット全体の用具規定も知りたい場合は、卓球ラケットのルールと試合前の確認点を併せて読んでおくと安心です。
なお、テープを貼れば破損を必ず防げるわけではありません。すでに木の板が欠けていたり、ラバーの縁が剥がれていたりする場合は、テープで隠して済ませず、先に状態を確認してください。
重さや打球感だけで選ぶ前に、幅を確かめる
サイドテープはラケットに追加する用品なので、購入費用がかかります。重さや打球感を気にする人もいますが、商品の仕様だけから「何グラム増える」「弾みがこれだけ変わる」とは決められません。貼る長さや種類も異なるため、初心者はまず幅と貼り付け位置を優先しましょう。
すでに持っているラケットへ貼るなら、仕上がった状態で軽く素振りし、握り方の邪魔になる部分がないか確かめてください。性能を上げる目的で何層も重ねるより、保護したい側面を無理なく覆えるかを見ることが大切です。
幅はラバーを貼ったラケットに合わせて選ぶ

サイドテープには幅の選択肢があります。同じ商品名でもサイズが違うため、色を選んだ後、幅の欄を見落とさないようにしてください。「初めてならこの幅」と決める前に、実際のラケットの側面を見ることから始めます。
板だけを守るか、スポンジまで覆うか
ラバーを貼ったラケットの側面には、木の板とラバーの断面が見えます。スポンジ付きのラバーなら、その層も確認できます。板の部分を中心に保護したいのか、ラバーの縁まで覆いたいのかで、必要なテープ幅の考え方は変わります。
買う前に、ラバーを貼り終えたラケットと定規を用意してください。保護したい範囲を横から見て、その幅を測ります。木の板だけの厚みを調べて注文すると、ラバーまで含めて覆いたい場合に合わないことがあります。
| 確認するもの |
見る場所 |
選ぶときの考え方 |
| 保護したい範囲 |
板だけか、ラバーの縁までか |
覆いたい部分を先に決めます |
| ラバーを貼った状態の厚み |
ラケットの側面 |
カタログの板厚だけで決めません |
| 貼る位置 |
側面の中央付近 |
両面とも打球面より高くしないように合わせます |
| テープの幅と長さ |
商品のサイズ表示 |
幅だけでなく、貼りたい範囲に長さが足りるかも見ます |
ラバーをこれから貼る場合は、先に貼り付け作業を終えてから幅を確かめると判断しやすくなります。接着の準備や作業順は、卓球ラバーの貼り方を参考にしてください。サイドテープでラバーの接着不足を補おうとせず、ラバーを貼る作業と側面を保護する作業を分けて考えます。
ラバーの打球面より高くしない
幅選びの基準は、テープがラバーの打球面より高くならないことです。横から眺め、表裏それぞれのラバーとテープの位置を確認してください。片面だけを見て収まっていても、反対側へはみ出していないかを見る必要があります。
貼りたい部分より幅広のテープを、ラバーの表面へ折り返して使うのは避けましょう。側面へ自然に収まる幅を選び、貼り付け位置を調整するほうが確認しやすくなります。
迷ったときは、手持ちのラケットを卓球用品店へ持っていき、覆いたい範囲を伝えて相談してください。「両面にラバーがあるから幅は同じ」と考えず、実物と商品の幅を照らし合わせるのが確実です。
注文前に幅の選択欄を確認
同じ商品でも幅が異なります。ラケットの側面を測った後、カートに入れた商品のサイズをもう一度確認してください。
現行3製品を幅・素材・価格で比較
選ぶ順番は、合う幅を探し、その中から素材や価格、デザインを比べる形で十分です。幅が合わない商品を、見た目だけで選ばないようにしましょう。
以下は2026年9月10日にメーカー公式ページで確認した仕様と税込価格です。価格は購入店の販売価格とは異なる場合があります。商品名のリンクから、購入時点の仕様とサイズを確認してください。
| 商品 |
幅 |
長さ |
公式に掲載された特徴・仕様 |
税込価格 |
| ストロング・プロテクター2 |
6・8・10・12mm |
46cm |
品番77320。幅の選択肢を確認して選べます |
594円 |
| ツインラインガード |
8・10mm |
48cm |
植毛タイプです |
308円 |
| スーパーショックガード |
10・12mm |
48cm |
合成皮革を使った三層構造です |
660円 |
幅の選択肢を確認したいならストロング・プロテクター2
ストロング・プロテクター2は、6・8・10・12mmの幅から選べます。ほかの候補で合う幅を見つけにくい場合も、現物を測った結果と照らし合わせて検討できます。
商品を検索するときは、名前の末尾に「2」があるかを確認してください。公式の品番は77320で、発売日は2025年4月1日です。似た名前の商品を同じ仕様だと思わず、購入ページのサイズ表示まで見て選びます。
植毛タイプを選ぶならツインラインガード
ツインラインガードは植毛タイプで、幅は8mmと10mmです。公式価格は308円なので、この幅が手持ちのラケットに合うなら、購入費用も比較しやすい候補になります。
幅が8mmの商品は品番NL-9298、10mmはNL-9299です。通販で選ぶ場合は、商品名だけでなく幅や品番の表示も確認してください。安さを理由に必要な幅を変えず、まず側面に収まることを条件に選びましょう。
素材と構造を見て選ぶならスーパーショックガード
スーパーショックガードは、合成皮革を用いた三層構造の商品です。幅は10mmと12mmで、どちらが合うかはラバーを貼った状態で判断します。
植毛タイプとは仕様が異なりますが、この比較だけで耐久性の順位を決めることはできません。使い方や貼る範囲も異なるため、価格差をそのまま保護性能の差と考えないようにしてください。素材や構造に納得でき、必要な幅があるかを確かめて選びます。
サイドテープの貼り方
貼り付けは汚れを拭く作業から始めます。離型紙を剥がして貼り、余りを切った後に指で押さえます。ニッタクのスーパーショックガードの公式使用方法に沿った流れです。ほかの商品を使う場合は、パッケージに付属する説明も確認してください。
側面の汚れを拭き、貼る範囲を決める
まずラケットの側面を確認し、汚れを拭き取ります。古いテープが残っている場合は、そのまま上から重ねて隠す前に、ラバーや板の縁がどのような状態かを見てください。
次に、テープをどこからどこまで貼るか決めます。全周に貼ること自体が義務ではないため、保護したい範囲に合わせて考えて構いません。ただし、切る前に長さが足りるか、貼り終わりがどこに来るかを確かめておくと作業を進めやすくなります。
はさみとテープを手元にそろえ、ラバーの面を傷つけない位置で作業してください。初めて貼る場合は、すぐに粘着面を当てず、側面に沿わせる位置を先に確認しておきましょう。
離型紙を剥がし、幅の位置を見ながら貼る
離型紙は、粘着面を覆っている剥がすための紙です。これを外し、側面に沿ってテープを貼ります。少し進めるたびに表裏の位置を見て、どちらか一方へ寄っていないか確かめてください。
一気に貼り終えようとせず、曲がった部分がないかを見ながら進めます。ラケットの先端やカーブでは、正面からだけでなく横からも眺め、ラバーの面よりテープが高くなっていないかを確認しましょう。
余った部分を切り、指で押さえる
貼りたい範囲へ沿わせたら、余ったテープを切ります。長さが余ったからといって何層も巻き足さず、端の位置と側面の見え方を確認してください。切るときはラケットから刃先の位置を離し、ラバーや指に当てないようにします。
最後に指で押さえ、全体をなじませます。貼り終わりだけでなく、カーブに沿った部分にも浮きがないかを見てください。ここまで終わったら、ラケットを裏返し、反対側も点検します。
貼った後は浮き・はみ出し・反射を確認

貼り終えた直後は、見た目がまっすぐかどうかに加え、ルールに合っているかも確かめます。日本卓球協会のFAQでは、重ね貼りなどによってラバーのはみ出しを確認できない場合、取り外しを求めることがあるとしています。
| 点検箇所 |
確認すること |
気になる場合の対応 |
| テープの上下端 |
打球面より高くなっていないか |
幅と貼る位置を見直します |
| 貼り終わりとカーブ |
浮きや剥がれがないか |
押さえても収まらないなら貼り直しや交換を検討します |
| ラバーの縁 |
重ね貼りで状態を隠していないか |
余分な重なりを取り除き、確認できる状態にします |
| テープの表面 |
光を反射しないか |
判断に迷う場合は用具店や大会主催者へ確認します |
色の名前だけで使用可否を決めないことも大切です。たとえば「シルバー」という表記だけを見て一律に違反と判断せず、実物の反射を確認してください。
交換時期も、日数だけで一律には決められません。端が浮く、汚れが目立つ、ラバーを貼り替えるといった機会に、テープと側面の状態を点検しましょう。試合直前に初めて確認するより、用具を準備するときに一緒に見ると落ち着いて対応できます。卓球大会の持ち物と準備も使い、ラケットを含めて忘れ物がないか確認してください。
よくある質問
サイドテープを貼らないと試合に出られませんか?
サイドテープの装着そのものは必須ではありません。貼る場合は反射するものを避け、ラバーの打球面より高くならないようにしてください。テープを付けているかどうかとは別に、ラケットとラバーの状態を確認することが必要です。
ラケットの側面すべてに貼る必要はありますか?
日本卓球協会のFAQでは、一部に貼るか全周に貼るかについて規定はないとしています。保護したい範囲に合わせて構いませんが、重ね貼りでラバーの縁を確認できなくなる状態は避けてください。
8mmと10mmで迷ったら、どちらを買えばよいですか?
ラバーを貼ったラケットの側面を測り、覆いたい範囲に合わせて選びます。広いほうが必ずよいわけではなく、打球面より高くしないことが条件です。判断が難しければ、現物を用具店へ持参して相談してください。
古いテープの上から新しいテープを貼ってもよいですか?
重ねることでラバーのはみ出しを確認できなくなると、取り外しを求められることがあります。まず古いテープとラケットの側面を確認し、必要に応じて交換してください。浮いた部分や傷を隠す目的で巻き足すのは避けましょう。
サイドテープはいつ交換すればよいですか?
決まった日数ではなく、剥がれや浮き、貼り付け状態を見て判断します。ラバーを貼り替えるときにも幅や位置を確認してください。新しいラバーにした後は、以前のテープ幅がそのまま合うとは限りません。