卓球の点数を覚えられない人へ|数え方・サーブ交代・コールの覚え方

卓球の点数の数え方とサーブ交代・コールの覚え方を示したキービジュアル
目次

この記事の要約

卓球の点数を覚えられないときは、「直前のラリーはどちらが取ったか」「今のサーブは誰か」「サーブを何本打ったか」の3点から、現在の点数を絞り込めます。1ゲームは11点先取で、10対10になった後は2点差がつくまで続きます。サーブは通常2本交代ですが、デュースに入ると1本ごとに交代します。点数はサーブする側から先にコールし、ラリーごとに声と得点板の表示が合っているかを確かめます。

この記事でわかること

大切なのは、点数を記憶力だけで追わないことです。ラリーが終わるたびに点数を声に出し、サーブ交代を手がかりにすれば、途中でわからなくなっても試合を止めずに復元しやすくなります。

卓球の点数を覚えられないときは3手順で復元する

点数が飛んだと気づいたら、次のサーブを打つ前に確認します。焦ってプレーを再開すると、新しい1点が加わり、さらに整理しにくくなります。

直前のラリー、サーブの本数、合計点の3つの手がかりから点数を復元する流れ
  1. 直前のラリーを取った人を確認する
  2. 現在のサーバーと、その人が何本目を打つところかを確認する
  3. 両者の合計点がサーブの位置と合うか確かめる

この順番では、確かな記憶から確認を始めます。「自分のドライブが台を越えたので相手の得点だった」「相手が今から2本目のサーブを打つ」といった直近の事実は、ゲーム全体の得点経過より思い出しやすい情報です。

手順1:直前のラリーだけを思い出す

最初に確認するのは、直前の1点です。どちらがミスしたか、最後のボールがネット、台の外、台上のどこへ行ったかを2人で思い出します。

直前の点を取った人がわかれば、最後に聞いたコールへ1点を足せます。たとえば、直前まで「4対3」だった記憶があり、3点側の選手がラリーを取ったなら「4対4」です。

最後の1点について意見が分かれるときは、推測で先へ進めません。審判がいる試合では審判の判定と記録を確認し、審判がいない練習試合では双方が納得できるところまで立ち戻ります。

手順2:今のサーバーと何本目かを確認する

通常は同じ選手が2本続けてサーブし、その後に相手へ交代します。そのため、現在のサーバーと「1本目の前か、2本目の前か」が点数を戻す手がかりになります。

ゲーム開始時のサーバーを覚えていれば、合計点が偶数のときは2本のまとまりが終わった位置、奇数のときは同じ人の2本目へ入る位置です。ただし、10対10以降は1本ごとにサーブが交代するため、この見方はデュース前に使います。

ダブルスではレシーブの順番も入れ替わるため、ダブルスのローテーション早見表で確認しておくと、点数と合わせて戻しやすくなります。

手順3:合計点でサーブ交代と照合する

自分と相手の点数を足すと、そのゲームで終わったラリー数になります。たとえば4対3なら合計7点なので、次はその組の8点目を争います。

デュース前は合計点を2で区切ると、サーブ交代の位置を確認できます。

合計点 次のサーブの位置
0、2、4、6、8… 新しい2本組の1本目
1、3、5、7、9… 同じサーバーの2本目

たとえば「5対4で合計9点」「相手が次のサーブを打つ」という情報があるとします。次は2本組の2本目なので、相手が1本目をすでに打った記憶と合えば、5対4という点数の確度が上がります。

卓球の点数の数え方は11点・2点差・サーブ2本交代

日本卓球協会が案内する基本ルールでは、1ゲームは11点制です。先に11点へ到達した側がゲームを取りますが、10対10になった場合は2点差がつくまで続きます。サーブは通常2本交代で、10対10以降は1本交代です。

通常時のサーブ2本交代とデュース後の1本交代の違い

基本ルール全体を先に整理したい場合は、卓球の基本ルールも確認してください。

10対10までは11点先取と覚える

10対9で次の1点を10点側が取れば、11対9でゲーム終了です。反対に9点側が取れば10対10となり、デュースへ入ります。

「11点を取れば必ず終了」ではありません。10対10を過ぎたら、先に2点差をつけることが終了条件です。12対10、13対11、14対12のように続きます。

デュースでは点数差だけを見る

デュースに入った後は、「何点まで行くか」より点数差を見ます。同点から1点を取った状態はまだ1点差なのでゲームは終わりません。さらに次の1点も同じ側が取り、2点差になった時点で終了です。

デュースではサーブも1本ごとに交代します。点数を忘れたときは、直前のラリーを取った人と、サーブがどちらへ移ったかを一緒に確認してください。

点数コールはサーバー側を先に言う

審判のコールは、サーブする側の点数を先に読み、次にレシーブする側の点数を読みます。そのため、同じ5対3でもサーバーが入れ替われば、誰の点を先に言うかも変わります。

自分たちで審判をつけずに試合をする場合も、次にサーブを出す人の点数から言う形にそろえると、点数とサーブ権を同時に確認できます。

「自分の点を先に言う」と決めない

コートの両側がそれぞれ自分の点数から言うと、「5対3」が誰の5点なのか食い違います。基準は話している人ではなく、次のサーバーです。

たとえば自分が5点、相手が3点で、自分が次のサーバーなら「5対3」です。相手が次のサーバーなら、同じ得点状況でも「3対5」とコールします。

0点は「ゼロ」で統一する

練習試合では、0点を「ラブ」と呼ぶ人もいます。聞き慣れない呼び方が混乱につながる場合は、試合前に「ゼロで数えましょう」と決めて構いません。重要なのは、2人が同じ意味で受け取れる呼び方にそろえることです。

ラリーごとに点数を残す5秒の習慣

点数を忘れにくくするには、ラリーの後に短い確認動作を固定します。次のサーブを急がず、毎回同じ順序で進めてください。

得点を確認し、得点板を更新してから次のサーブを準備する習慣
  1. ラリーが終わったら、得点した側を指や視線で確認する
  2. 次の点数をサーバー側から声に出す
  3. サーブが1本目か2本目かを確認する
  4. 2本目が終わったら、ボールを相手へ渡す

この動作は、点数、サーブ権、ボールの移動を1つのまとまりにします。ボールを渡した後に点数を考えるのではなく、コールしてから渡す順番が重要です。

指で点数を作るなら片手ずつ役割を固定する

指を使う場合は、右手を自分、左手を相手など、ゲーム中に役割を変えません。6点以上は、5を基準に「5と指2本で7」のように捉えます。

ただし、サーブや構えの妨げになるまで指で保持する必要はありません。声に出した直後の数秒だけ補助に使い、次のラリーが始まったらプレーに集中します。

得点板があっても声を出す

得点板は見間違いやめくり忘れが起こることがあります。ラリー後にコールし、得点板をめくり、表示と声が一致したかを見る順番にすると、どちらか一方の誤りに気づけます。

大会への参加を考えている人は、社会人卓球で大会に出る判断基準と準備も参考にしてください。大会前の練習試合からコールの習慣をつけておくと、本番でも点数確認に意識を取られにくくなります。

点数を忘れた場面別の戻し方

点数の復元方法は、残っている手がかりによって変わります。全部を思い出すのではなく、確かな情報を組み合わせます。

点数だけがわからずサーバーはわかる場合

最後に覚えている点数と、そこから何回サーブ交代したかを確認します。デュース前なら、サーブ交代1回につき2点が進んでいます。現在が1本目の前か2本目の前かも加えると、経過したラリー数を絞れます。

ただし、サーブ権だけから両者の得点配分までは決まりません。直前にどちらが得点したか、得点板、周囲の記録も合わせて確認します。

点数はわかるがサーバーがわからない場合

ゲーム開始時に誰がサーブしたかを確認し、合計点を2で区切ります。合計点が0と1のときは開始時の選手、2と3のときは相手、4と5のときは開始時の選手というように、2点ずつ交代します。

10対10以降は1点ごとの交代です。10対10で次にサーブする人を基準にし、ラリーが1つ終わるたびに相手へ移します。

2人の記憶が食い違う場合

新しいラリーを始めず、最後に双方が一致して覚えている点数まで戻ります。そこから、サーブを打った回数と各ラリーの結果を順に並べます。

大会で審判や公式の記録がある場合は、その確認に従います。サービスやレシーブの順序違いに気づいた場合も、自分たちだけで過去の得点を取り消さず、審判へ申し出てください。日本卓球協会のルール案内では、順序の誤りが見つかった後は正しい順序へ戻し、それまでの得点は有効とされています。

点数を忘れる原因を試合前に減らす

点数が飛ぶ原因は、記憶力の弱さだけではありません。次のプレー、ミスへの後悔、相手の戦術へ意識が移ると、ラリー後の確認が抜けます。

反省は点数確認の後に1つだけ行う

ミスの直後にフォームや配球を長く考えると、点数を更新する瞬間が抜けます。先にコールを済ませ、その後で「次は台に収める」「相手のバック側を狙う」のような短い言葉に切り替えます。

試合中に観察する内容を整理したい場合は、卓球の試合中に考えることと戦術も役立ちます。点数確認と戦術の振り返りを別の動作にすると、どちらも抜けにくくなります。

試合中は短い言葉にとどめた反省も、終わった後に卓球ノートの書き方の型で書き出すと、次の練習課題へつなげられます。

ゲーム開始時のサーバーを必ず覚える

開始時のサーバーは、途中でサーブ権を復元する基準です。最初のサーブ前に「自分から」「相手から」と声に出すか、得点板を担当する人と確認します。

ゲームが変わると、最初にサーブする側も交代します。前のゲームの感覚のまま始めず、新しいゲームの0対0でサーバーを確認してください。

よくある質問

卓球は何点先取ですか?

通常の卓球は1ゲーム11点制です。ただし、10対10になった後は、先に2点差をつけた側がそのゲームを取ります。マッチを何ゲーム先取で行うかは大会方式によって異なるため、大会要項を確認してください。

卓球のサーブは何点ごとに交代しますか?

10対10までは2本ごとに交代します。10対10以降は1本ごとの交代です。「2点差がつくまで」と「サーブは1本交代」を一緒に覚えると混乱しにくくなります。

点数コールはどちらを先に言いますか?

次にサーブをする側の点数を先に言い、レシーブする側の点数を後に言います。自分の点数を常に先に言うわけではありません。

0点は何と呼べばよいですか?

練習試合では「ゼロ」と呼べば意味が伝わります。「ラブ」という呼び方を使う場合もありますが、初めて一緒に試合をする相手とは呼び方を先にそろえると安心です。

10対10になったら何点で終わりますか?

決まった上限点ではなく、どちらかが2点差をつけた時点で終わります。12対10で終わることも、同点が続いて15対13で終わることもあります。

サーブの順番を間違えたら得点はやり直しですか?

日本卓球協会の案内では、誤りが見つかったら正しい順序に戻し、それまでの得点は有効です。大会ではプレーを続ける前に審判へ申し出て、その指示に従ってください。

試合中に点数がわからなくなったらどうしますか?

次のサーブを打つ前に止まり、直前のラリー、現在のサーバー、何本目のサーブかを確認します。両者の合計点とサーブ交代の位置が合うか照合し、審判や得点板がある場合はその記録も確認してください。